タコログ~琴線に触れるタッチコードなブログ~

マーケティング情報、読んだ本のアウトプット、自己啓発的なトリビア、たまに笑えることを書いていきます。

尊敬する経営者とシームレスマーケティングについて:前編

日は、僕の尊敬する経営者の方のお話をしたいと思います。

それは、株式会社オウケイウェイヴの兼元社長です。

http://www.okwave.co.jp/index.html

 

兼元社長との出会いは学生時代なのですが、それはそれは腰を抜かすほど感動したことを覚えています。

 

当時、僕は、あの学生特有の無知からくる自信に満ち溢れていて、天上天下唯我独尊、怖い物など何もない状態でした!

 

暇さえあれば、学校に忍び込んできたテロリストたちを炎の魔法を駆使して退治し、モテモテになるという妄想をしてるような学生でした。

 

そんな、地球人にごあいさつをしたナッパ以上に、調子こいていた僕ですが、学生イベントなどもやって色んな企業の社長にお会いする機会がありました。名に恥じぬ「学生」イベントだったわけですが、、、

 

あるイベントで社長のインタビューを集めるという企画があり、セントレックスに上場していた兼元社長にインタビューをさせていただく機会がありました。

 

知り合いの社長の紹介ではあったものの、上場企業の社長が、僕みたいな青二才に面談の時間を割いてくれるというだけで、僕は、「こいつは、大したたまだ!見込みあり!」と思っていたのですが、それどころじゃないほどの人格者でした。

 

無事、インタビューが終了して、帰ろうとしたとき、兼元社長は僕らにプレゼントを用意してくれていました。

 

会社でつくった飴(普通の飴!)とか、OKWAVEのステッカーとか。正直、あまりカッコイイステッカーではなかったので、たとえ、5万円もらっても貼ってやるもんか!とは思っていたのです(しかし、この後のある出来事をきっかけに、今にいたるまで6年間、手帳の1番目立つところにこれを張ることになるのですが、、、)

 

まず兼元社長は上場企業社長と言う立場ながら、僕のようなくそ学生をエレベーターまで送ってくれました。この時点で今までお会いした社長では誰もされていなかったことでした。

さらに、びっくりしたのが、おもむろにエレベーターに同乗すると、僕のような童貞学生を会社の玄関まで送ってくれたのです。さらにさらに、驚きなのは、玄関から出ると、僕らの姿が見えなくなるまで、見送ってくれたのです。10分くらいの時間でしょうか?上場企業の社長の1人の学生に対する態度としては、「異様」圧倒的「異様」な光景でした。

 

そんなことができますか?

何もメリットもないし、取引するわけでもない、OKWAVEに影響力の欠片ももっていない1学生に対して(しかもペーパードライバー!)、そんなことができるのか?と。僕が兼元社長を見送るならまだしも!社長が学生にそんなことするなんて、まるで破格です!

 

僕は、感動のあまり、その夜枕を濡らしたわけですが。

それ以来僕は、兼元社長、そしてOKWAVEの大ファンになりました。

正直、ヤフー知恵袋さえあれば、この世の全ての情報を網羅できる!それ以外のwebサービスなど不要!!と息巻いていたのですが、その日のうちにブックマークをOKWAVEに変えましたよね。

当然のごとく、あのダサいステッカーは、僕の手帳の特等席に「ピッターー」とおさまりましたよね。

もうはがれる気配すらないくらいに。

さらには、そのダサいステッカーを友達のPCにも貼りまくりましたよね。(さすがに僕自身は「PCには貼れねーなー。これ。。」というステッカーだったにも関わらず、彼は快諾!!!)

 

 

という感じで、当時は、本当に人間性の素晴らしい社長にあえて感激!という感想だけだったのですが、マーケティングを勉強していくうちに、人間性だけじゃなく、兼元社長!あんた策士や!現代の諸葛孔明とはあなたのことや!という驚嘆に変わるのでした。

 

後編に続く!